私は今、56歳。
去年、55歳の時に宅建試験に一発で合格しました。
今まで、不動産関係の仕事に付いていたこともなく、この世界では全くの素人です。
実は近年、ちょっと体を壊しまして、このままではできる仕事がなくなる、との思いから、何か体を使わなくてもできる仕事はないものか、と思いついた一つが宅地建物取引士の資格でした。宅建士の資格を取れば、何か活路が生まれるのでは、との思いで、受験を一念発起しました。
そして、とにかく一昨年の四月、勉強をスタート。
そして10月の試験に合格し、その後、登録実務講習にも合格。(実はここで一波乱あったのですが後述します)
現在はまだ、宅建士証の交付は受けていませんが、近い将来、申請の予定です。
そんな私が合格した方法を、お伝えしたいと思います。
55歳の頭脳が合格できたのですから、おそらくは私よりも若い、あなたの頭脳が合格できないことはないでしょう。
しかも、独学で。
参考にしてください。
合格しようぜ!宅建士テキスト2018(音声35時間付き)の音声に惹かれる!
4月1日
宅建試験の本番は10月21日です。
今から勉強すれば、余裕で半年以上あります。
半年あれば、なんとかなるだろう。
安易な気持ちでした。
そして、宅建受験を決意しました。
子供の頃から、4月に新学期を迎える日本人にとって、四月1日はある意味、一年のスタートです。
宅建受験勉強のスタートにもふさわしい。
色々な方法はあるでしょうが、私のとった方法をお教えします。
まず、私が選んだのが、インプレスの「合格しようぜ!宅建士基本テキスト(音声35時間付き)」でした。
この宅建の世界に全くの無知だった私は、なんとなくアマゾンで「宅建 試験」などと検索していて、ぶつかったのが、このテキストでした。
音声35時間付きというのが魅力で、とにかく聞いてみれば、何かつかめるかな、ぐらいの気持ちでとりあえず買ったのです。
テキストを購入すると、宅建ダイナマイトスクールを主催する大沢講師の声で、全テキストの内容を35時間かけて説明している音声をダウンロードすることができ、さらに、紙の本の内容をそのまま、電子書籍の形でこれまた、すべてダウンロードすることもできるのです。
価格は3080円ですが、これだけのサービスが付いていれば、決して高いことはないでしょう。
結果的に、私はこの「合格しようぜ!宅建士テキスト」を宅建試験の入門書的に使いました。
不動産業に関わる、宅建士という職業のため、硬いイメージがある宅建士ですが、この大沢先生の講義を聞くと、イメージは一新します。なんとも軽い調子で、「みんなで受かろうぜ!宅建士に合格すると人生変わるぜー!」「容積率ってのはさ、ボインみたいに、寄せて上げて〜だよ!」と、大学受験の予備校の名物講師のような名調子で盛り上げてくれます。僕はことりあえず、このテキスト一冊分を毎日、聞きまくりました。宅建試験とはなんぞや、を把握しようと、朝に夜に、通勤の時に、と聞きまくりました。そして35時間を二回、計70時間にわたって聞き通し、神秘のベールに包まれた宅建試験のベールが剥がれ、なるほど、こンなものなのか、と、受験勉強に取り組む目処がついたのです。
そして、これならどんどんいけるかも、と、続けて「合格しようぜ!宅建士2018音声付きベストセレクト問題集」を買ったのです。これもテキストの問題すべてについての講義が付いているので、いいかも、と思ったのですが、これは今ひとつ、僕には馴染めませんでした。大沢先生は、それぞれの問題のポイントは説明してくれるのですが、基本的に、音声テキストは、僕は通勤の時などに聞き流しにしているため、音声でも、問題を読んで欲しかったのですが、時間の関係もあるのでしょう、問題のポイント解説だけだったため、問題全体が把握できず、聞き流しには向きませんでした。
そんなわけで、このテキストは途中で挫折。
5月らくらく宅建塾から赤澤先生へ
ここで、僕はもう一度、勉強の仕方を見直します。
この業界で人気のある参考書は?
そこで見つけたのが、「らくらく宅建塾」でした。
これは本屋さんに行って、宅建試験のコーナーを見ればわかりますが、よく平積みになっている、毎年、宅建受験生には人気のテキストです。
参考書を選ぶ時に、僕がよくやる方法ですが、僕は、本屋さんに並んでいるテキストのいくつかを、同じ項目が載っているページを開いて並べて比べました。例えば、「営業保証金」という項目を読み比べてみる。
どのテキストが内容的に読みやすいか?
ページの配色が自分好みか?
僕は55歳のため、少々老眼が入っておりまして、読みやすさは大切なポイントです。
字の大きさは?
印刷は、はっきりと読みやすいか?
色々とチェックして、選択したのが、この「らくらく宅建塾」でした。
僕は、このテキストで最後まで通しました。
実際に宅建に受かった人の話では、このテキストを三回読んで、そのあとにこのらくらく宅建塾jの姉妹本である、「過去問宅建塾」の3冊シリーズ(権利関係編、宅建業法編、法令上の制限編)を5回やれば、十分だという話があります。
とはいえ、そう簡単に言い切れるものでもないと思うので、これから先は僕流のやり方をご説明します。
らくらく宅建塾をやれと言われても、なかなか素直に取り込めるものでもありません。僕はまだ、楽な方法を逡巡していました。そこでたどり着いたのが、赤澤先生のyoutube。
akazawa-kanteiで検索すればyoutube動画がたくさん出てきます。
僕はまず、この赤澤先生の「宅建短期一発合格法」という動画を見ました。
この動画では、49日で宅建に受かる!という内容が丁寧に説明されています。
赤澤先生の動画はとても説得力があり、やる気を出してくれます。
ぜひ参照してください。
ただし、49日で仕上げるというのは、ちょっとかなりきついかな。
僕には厳しかったです。
けれども、もともと49日では仕上げようとしていなかったので、この5月の時点からのスタートでしたので、半年間あったため、この49日計画を葯3倍かけてやることで間に合いました。
要するに、ある程度の日にちをかければ、方法論さえ間違えていなければ、受かるということです。僕のような55歳でも。笑。
宅建は、時間さえかければ、きちんと勉強すれば、必ず受かる試験です。
頑張ってください。
さて、この赤澤先生の49日計画をどうやって半年に組み替えたのか?
宅建試験日10月21日
現時点8月1日
後、残すところ4ヶ月と20日ほどです。
youtubeで検索すればわかりますが、赤澤先生は、宅建試験の全範囲にわたって、動画を提供してくれています。
そこで、勉強の順番として、らくらく宅建塾の構成に従って、第1編の権利関係の第1章:制限行為能力者から、赤澤先生のyoutube動画を見て、その後、過去問宅建塾1壱の該当箇所をやる。
この際、わかったところは❎で消し、わからないところは○。怪しいところは△を、と、選択肢の先頭にマークして行きました。そして、問題をやったら、その該当項目の過去問を、赤澤先生のyoutubeを聞く。どうもよくわからないところは「らくらく宅建塾」の該当箇所をよく読む。
この、赤澤youtube講義→過去問宅建塾→赤澤youtube過去問解説→らくらく宅建塾の説明で補強を各項目ごとに繰り返していったのです。
やっていったペースは、法令上の制限 5編が8月19日〜8月29日
権利関係 5編が8月30日〜9月6日
宅建業法 5編が9月12日〜18日
法令9月7〜9月12日
権利9月18日〜22日
宅建業法9月25日〜9月28日
法令9月22日〜25日
権利10月2日〜
どれも、1編を二日で回していけば、各十日ですから、2ヶ月で一通り回ることになります。
ゆっくりやっているので、理解も深くなり、次に回すときは一月でいいでしょう。
そして、さらにもう一度、一ヶ月で回す。
これぐらいやっていれが、かなり自信がついているはず。
で、この時点でえ模擬試験をやってみました。
すると、思ったように点が取れない!
なぜだ、こんなにやったのに!
僕はこうなりました。
事実、模擬試験では32点しか取れなかった。
え、どういうこと?
考えました。どうしよう?
でも、やはり、原点に帰ろう。
赤澤先生の話を思い出し、また、過去問の繰り返しに戻りました。
すると、まだ解けない問題があるのです。
そこで、各ポイントで色々なものに頼りました。
その詳細をお伝えします
権利関係:法律を扱っているので、非常に面白いのですが、これがなかなか難しい。最終的に頼ったのが、渋谷会の佐伯竜先生の講義でした。5日で攻略!宅建直前総まとめ講座(全5回)です。これには25000円ほどを投資しました。
これが結果的には大正解でした。
佐伯先生はたくさんyoutube動画も配信していますが、これをよく聞いていました。
直前に、出そうなところを小気味好くまとめてくれていて、特に権利関係の講義はとてもわかりやすい。
すごく気分が落ち着きました。
結果的には、どの分野もよくまとめられていましたが、権利関係が一番精神安定剤になったと思います。
宅建業法:各分野のまとめには、宅建一発合格エンジが役に立ちました。各分野50分程度にまとめられていて、ちょっと早口な講義が、不思議に頭に入ってきて、知識が整理されるのです。
法令上の制限:特に、建築基準法の数字が覚えられなくて、これには、「らくらく宅建塾」の語呂合わせが役立ちました。都市計画法の用途地域の種類を覚えるのに役立ちました。
宮崎先生の法令上の制限のまとめ動画も役にたちました。
田園住居地域、農地法は宅建一発合格エンジン。
インスペクション 渋谷会にまとめの動画がある。しっかりみること。
重要事項説明 渋谷会の佐伯先生の講義が整理されていて覚えやすい。
佐伯先生の講義は、ノートに書かせられるので、頭の中を整理しやすい。
今、世の中には、いろいろなyoutube動画があふれていて、それぞれしっかり作り込まれ、十分にう利用価値があります。現在、令和2年の1月26日ですが、これから、10月の宅建試験本番に向けて、私が為になると思った宅建関連のyoutube動画を少しずつ紹介していこうと思います。あなたの受験対策に役立てば、幸いです。