昨日、退院してから初めて、外へ散歩に出た。
妻が近くに美味しいパン屋がたくさんあるので、パン屋巡りをしたいというので、財布係として付き合った。
朝10時に出発し、パン屋さんを合計4件、僕にはなにがどう違うのかわからないが、妻は目の色を輝かせて、「次はここ・・・あとね、塩パンのお店があるの・・・あ、こんなところにもあった!・・・」と僕を引っ張り回した。
それにしても、最近のパンは値段が高い! 食パン一斤、六百円とか、八百円とか、平気で値札がついている。
しかし、お客はひっきり無しに来ているからすごい。
このコロナの最中、しかも、雨がしとしと降っている中で、それでも何人か、店に入るのは一組ずつとは規制されているものの、順番を待っている人がいるのだ。
まあ、確かに味は良く、焼きたての塩パンを買ったので、歩きながらつまんでみたが、ピリッと塩が効いていて、うなるぐらいにいい味だった。
途中、浅草にある有名なハンバーグ屋、「モンブラン」の支店があったので、立ち寄って、妻はハンバーグシチュー、僕はメキシカンハンバーグを食べた。客扱いがキビキビして気持ちよく、180円プラスで追加できるランチサラダが盛りもよく新鮮で、どれも美味かった。
家に帰ったのが2時半くらいだったが、すぐに風呂に入ってコロナ菌を洗い流し、そのあとコテっと2時間くらい寝てしまった。
確かに疲れたが、それでも、最後まで気持ちよく歩き通せた。
持久力が、腹膜透析の時とは全然違う。
気持ちも折れることなく、妻との散策を楽しめた。
昼にヘビーに食べたので、夜は魚の煮付けと納豆、それにご飯で簡単に済ませた。
寝入りもよく、9時ぐらいからウトウト、10時には完全に寝て、翌朝5時に、妻の出勤とともに起床。
今、気持ちの良い朝を迎えている。
明日からはいよいよ出勤だ。
心身ともに整った状態で、明日の夜の透析も気持ちよく行けそう。
透析をすると頭がスッキリ、体も楽になるので、行くのが苦にならない。
こんな気持ちになるとは、本当に驚きである。