浅草

浅草 どぜう 飯田屋

浅草でどじょう料理というと、まず名前が挙がるのが、駒形の駒形どぜう。こちらは建物からして、文化財の佇まいで、江戸の風情を伝える、貴重なお店。そして、これに並びたつ古い佇まいで地元で知られるどじょう料理の店が飯田屋である。すくっと凛々しく建つその姿は老舗の威厳そのもの。扉を引くと、下足番のお兄さんに迎えられ、板敷きの間へ。一人で行っても、もちろん歓迎。中居のおばちゃんに、どぜうといえば、どじょうを丸のまま柔らかく煮込んだどぜう鍋。追加で一緒に煮込むゴボウを頼んで、菊正宗ぬる燗でひとり酒をする。どじょうは、丸のままでも、癖などは全然なく、美味しく煮込んである。苦手な人は、骨抜きとか、柳川も注文できます。どじょう料理の良いところは、こんな老舗の名店でも、お値段がとてもリーゾナブルなところ。飯田屋でも、駒形どぜうでも、お酒日本頼んで、鍋とゴボウとあと一品ぐらいで、5000円でお釣りがくる。江戸情緒あふれる佇まいの料亭で、ゆっくりおひとり酒を楽しんで、この値段は、とても貴重です。ひとり酒好きな方、日曜日の午後など、のんびり楽しんでみては?