肉の旨みがたっぷり出ている大ぶりのつけ汁にうどんをどばどば入れて、わしわし食べるのが好きだ。
まあ、自宅でも、蕎麦つゆを小鍋に入れて、水で割って温め、豚バラ肉を放り込めばつけ汁はできるのだけど、肝心のうどんが、スーパーに売ってるうどんだと、なかなか満足が行かない。
うどんにも、讃岐うどん、稲庭うどん、伊勢うどんなどなど、舌触り、歯ごたえなど全然違うものがあり、どれもとても美味しいものだが、ツルツル、シコシコ、歯応えあり、など、その独特の食感を楽しむには、やはりお店に行かないと、なかなか難しい。
最近、美味い肉うどんが食べたいなあ、とずっと思っていたのだが、ネットで調べて見たら、自宅に比較的近いところに武蔵野うどんの美味しそうな店があった。
武蔵野うどん「麦わら」
都営新宿線の大島駅、徒歩3分ほど。
大島駅からすぐそばの、中の橋商店街の中にある。
この商店街がまた、昔ながらの雰囲気が会って、いい味出してる。
大島というと、砂町銀座をすぐに思い出すが、この辺は、昔からの雰囲気を持った商店街が多いんだなあ。
「麦わら」の店内も、どことなく家庭的で暖かく、落ち着いた雰囲気。
注文したのは、「肉汁つけうどん」(880円)。
つけ汁は肉たっぷりで、長ネギと青菜が入っており、それとは別に、うどんの橋にも、ゆがいた青菜を小さく切ったものが添えられている。
うどんが少々塩分強めなので、この青菜が口直しになって良い箸休めになる。
うどんは埼玉産の地粉100%を使っているそうで、田舎うどんっぽい色彩がついている。
立派な太さで一見固そうだが、食べてみると意外と柔らかい。
見た目、味わいを合わせて、田舎のおばあちゃんが作ったうどん、という雰囲気で、讃岐うどんとはまた、違った感覚。
また肉うどんが食べたくなったら、来てみよう。
なお、カレーつけ汁うどんも美味しいそうである。