血液透析

初針刺(4月6日)

昨日の晩は満足に眠れなかった。

ちょっと起きては目が覚め、ちょっと起きては目が覚め、おまけに、眠ったと思ったら夜中の3時ごろに携帯が、「地震です・・・地震です」と言いながら不気味な警報音を発した。

3.11の悪夢が蘇る地震の予報アラームだ。

実際は千葉で震度4の地震があっただけに終わったが、悪夢に苛まれる私の心情にぴったり。

結局、まともに眠ることはできなかった。

血液透析では、採血の時よりも太い注射針が使われると言う。

身体中の血液を入れ替えるのだ、一度にたくさんの血液が流れなくてはいけない。

そのため、手首の動脈を束ねるシャントと言う手術が行われる。

注射針が太いのだから、もちろん刺せば痛い。

だから、透析の30分前にあらかじめ、M先生がマジックでマークしてくれた該当箇所に麻酔のシールを貼る。

これを考えると、夜から気になって仕方がなかった。

もう、気分ははりつけだ。

麻酔ったって、シールだから、あまり期待できない。

想像ばかりが膨らんでいく。

しかも、これが一生続くのかと思うとうんざりする。

全く、考えれば、考えるほど、眠れない。